2024年7月27日から始まったパリオリンピックですが、誤審疑惑の多さがかなり話題になっています。
日本人選手の誤審疑惑が何度も話題になっていますが、実は日本以外の国でも誤審疑惑で異議申し立てなど多発しているそうです。
そこで今回は、どんなものがあったか日本以外の誤審も含めてまとめ一覧を作成しました。
さらに、海外の反応も調査しました。
ぜひチェックしてみてくださいね!
パリオリンピック誤審が日本以外にも多い!誤審疑惑まとめ一覧
パリオリンピックでは日本以外でも誤審疑惑が多いと言われています。
そこで、誤審疑惑があった試合・競技のまとめ一覧を作成しました。
フェンシング | ジョージアvsエジプト |
バスケットボール | 日本vsフランス |
バレー | 日本vsアルゼンチン |
サッカー | アルゼンチンvsモロッコ 日本vsスペイン |
柔道 | カナダvs韓国 イタリアvsコソボ イタリアvsブラジル 日本vsスペイン 日本vsクロアチア 日本vsジョージア 日本vsドイツ |
以下で誤審疑惑の内容や審判が誰だったのかについて詳しくまとめました。
フェンシング(ジョージアvsエジプト)
勝敗 | ●ジョージアvsエジプト○ |
審判 | バネサ・チチョン(スペイン) |
ジョージアのサンドロ・バザゼ選手が誤審によって負けたと疑惑が上がっていました。
エジプトのモハメド・アメル選手との試合でサンドロ・バザゼ選手が勝利を確信して試合終了。
しかし、ビデオ判定の結果モハメド・アメル選手の勝利が宣言されました。
審判をしたスペイン人のバネサ・チチョンさんは、抗議をするサンドロ・バザゼ選手を無視して立ち去りました。
バスケットボール(日本vsフランス)
勝敗 | ●日本vsフランス○ |
審判 | ブランカ・バーンズ |
バスケットボール男子の日本対フランス戦では、不可解ファールが複数回出たと誤審疑惑が上がっていました。
まず、八村塁選手の2度のアンスポーツマンライクファールによる退場。
そしてフランスのマシュー・ストラゼル選手の3ポイントシュート時に、河村勇輝選手が接触したのではないかという疑惑。
度重なる疑惑審判によって日本チームの勢いが落ちたため、延長戦で負けてしまったのではないかと大きな波紋を呼んでいました。
▶︎関連:男子バスケも誤審負け?審判は誰なのか・SNSの反応も調査【パリ五輪2024】
バレー(日本vsアルゼンチン)
勝敗 | ○日本vsアルゼンチン● |
審判 |
バレーではアルゼンチン戦で示された異例のレッドカードと審判内容に疑惑の声が上がっています。
ファクンド・コンテ選手の打ち込んだスパイクにワンタッチがあったかどうかがきっかけとなり、大きな騒動となりました。
審判団はVTR検証の結果、ワンタッチがなかったとしましたが納得のいかなかったアルゼンチンの監督らの猛抗議にイエローカードが出されました。
その後も続いた主将やベンチの猛抗議に対してレッドカードが出され、日本が重要な終盤の局面で逆転。
結果としてアルゼンチンは敗退となりました。
スパイクを打ったファクンド・コンテ選手は、SNSに「恥を知れ」と強い言葉で投稿していました。
サッカー
サッカーでもアルゼンチン戦と日本戦で誤審疑惑がありました。
アルゼンチンvsモロッコ
勝敗 | ●アルゼンチンvsモロッコ○ |
審判 | 主審:グレン・ナイバーグ(スウェーデン) |
アルゼンチンとモロッコの試合では16分という異例な長時間のアディショナルタイムが話題となりました。
後半戦、アルゼンチンがアディショナルタイムに同点ゴールをあげた直後に乱闘のような状態となり、試合はおよそ2時間にわたって一時中断。
その後試合は再開されましたが、試合後になんとビデオ(VAR)判定でアルゼンチンにオフサイドがあったとして得点が取り消されるという異例の展開でした。
この結果に対して、アルゼンチンのハビエル・マスチェラーノ監督は「サーカスだ」と怒りを表していました。
日本vsスペイン
勝敗 | ●日本vsスペイン○ |
審判 | 主審:ダハン・ベイダ(モーリタニア) |
日本とスペインの試合でも、疑惑のオフサイド判定が話題となりました。
前半戦終了間際、細谷真大選手のゴールがオフサイド判定により取り消されてしまいました。
この審判内容に元日本代表の本田圭佑さんも「サッカーのルールがよく分からん」とSNSで呟いていました。
ただ判定内容の「待ち伏せ」には疑問の声が集まっていましたが、細谷真大選手の足がオフサイドラインを超えていたという意見もありました。
柔道
柔道でも、本当に多くの誤審疑惑がありました。
不可解審判と言われるものも多く、全ては載せきれていませんが代表的な疑惑の試合がこちらです。
詳しく、簡単にまとめましたのでみていきましょう。
カナダvs韓国
勝敗 | ○カナダvs韓国● |
審判 | ペテル・ルボミール(オーストラリア) |
柔道女子57キロ級の決勝戦、カナダ代表・出口クリスタ選手と韓国代表・許海実選手の試合でも誤審疑惑がありました。
お互いに指導が入りながらの熱戦の末、許海実選手が指導3となり、出口クリスタ選手の反則勝ちで金メダル確定となりました。
韓国から抗議の声がありましたが、判定結果は覆りませんでした。
▶︎関連:出口クリスタの国籍なぜカナダ?ハーフの噂・父母兄弟や家族構成を調査
イタリアvsコソボ
勝敗 | ●イタリアvsコソボ○ |
審判 | イオアナ・バビウク(ルーマニア) |
イタリアの選手2人が同じ審判によって指導3つもらって反則負けになったことで、誤審ではないかと疑惑の声が上がりました。
柔道女子52キロ級でイタリアのオデッテ・ジュフリダ選手が、準決勝でコソボのディストリア・クラスニキ選手に延長戦で3つ目の指導を受けて反則負けとなりました。
また、男子73キロ級のマヌエル・ロンバルド選手も、準々決勝でコソボのアキル・ジャコバ選手に延長戦で指導3つで反則負けに。
さらに、下記のブラジル戦も同じ審判で、同じく指導3つで負けたことで疑惑が深まったようです。
イタリアvsブラジル
勝敗 | ●イタリアvsブラジル○ |
審判 | イオアナ・バビウク(ルーマニア) |
柔道女子52キロ級のイタリアのオデッテ・ジュフリダ選手が、コソボの選手に続いてブラジル戦でも同じ審判によって反則負け判定を受けました。
ブラジルのラリサ・ピメンタ選手との3位決定戦の延長戦で、3つ目の指導を受けてまたしても反則負け。
これによってオデッテ・ジュフリダ選手は銅メダル獲得を逃しました。
一連の反則負けが全て同じ審判イオアナ・バビウク氏だったことで、イタリア柔道連盟が国際柔道連盟に正式に抗議。
しかし、異議は認められませんでした。
日本vsスペイン
勝敗 | ●日本vsスペイン○ |
審判 | エリザベス・ゴンザレス |
柔道男子60kg級の永山竜樹選手の準々決勝戦では、日本だけでなく世界中に及ぶ大きな波紋を呼ぶ誤審疑惑がありました。
スペインのフランシスコ・ガルリゴス選手から絞め技を受けている最中に審判から「待て」がかかりました。
永山竜樹選手は即座に脱力しましたが、フランシスコ・ガルリゴス選手がその後6秒間締め続けたことで永山竜樹選手は失神。
フランシスコ・ガルリゴス選手の技ありとみなされて一本負けとなりました。
審判の「待て」に対して聞こえなかったとフランシスコ・ガルリゴス選手はコメントしています。
しかし、ルール上では審判の「待て」がかかったときには即座にやめなければならないはずなので、ルール違反ではないかと非難の声も上がりました。
また、非常に危険なプレーだったため全日本柔道連盟も抗議し、審判団は「待て」の判断が誤りだったと認めたものの判定は覆りませんでした。
▶︎関連:エリザベスゴンザレス柔道審判はメキシコの最年少主審!経歴・学歴を調査
日本vsクロアチア
勝敗 | 日本vsクロアチア |
審判 | イオアナ・バビウク(ルーマニア) |
女子63キロ級2回戦でも、指導が日本選手にだけついている不可解審判だと疑惑の声が出ました。
日本の高市未来選手は終始攻めの姿勢を崩しませんでしたが、クロアチアのカタリナ・クリスト選手は消極的な姿勢が目立っていました。
しかし、指導が高市未来選手にだけ与えられたことで疑問の声が噴出しました。
日本vsジョージア
勝敗 | ●日本vsジョージア○ |
審判 | イオアナ・バビウク(ルーマニア) |
柔道男子90kg級決勝戦でも、疑惑の判定と言われていました。
日本の村尾三四郎選手とジョージアのラシャ・ベカウリ選手の試合では、残り4秒の映像判定によって決着がつきました。
村尾三四郎選手の内股にラシャ・ベカウリ選手が一瞬浮いたことに技ありのポイントがつきませんでした。
また、ラシャ・ベカウリ選手にはビデオ判定が認められたにも関わらず村尾三四郎選手にはビデオ判定が認められませんでした。
この点にも不公平だと声が上がりました。
しかし、かなりきわどい判定だったため、日本の鈴木桂治監督も「我々がぐちぐち言うほどではない」とコメントをしていました。
日本vsドイツ
勝敗 | ●日本vsドイツ○ |
審判 | イオアナ・バビウク(ルーマニア) |
女子78kg級の準々決勝で高山莉加選手が、理由不明の反則負けとなり「不可解判定」と話題になりました。
ビデオ判定の末に3つ目の指導となり、ドイツのアナマリア・ワグナー選手相手に反則負けとなりました。
しかし、指導理由が五輪公式サイトで「不明」と表示されており、審判への批判が飛び交う事態となりました。
パリオリンピック誤審疑惑への海外の反応
そんなパリオリンピックの誤審疑惑への海外の反応もまとめてみました。
翻訳:VAR 審判が日本のゴールをひどいやり方で奪う
翻訳:エリザベス・ゴンザレス、 #Paris2024柔道審判員 恥を知れ、あなたが「マ・テ」と言った後に相手選手が続けたのは、むしろ暴行未遂に近い。あなたも誤審を犯した。柔道のルールを最初からもう一度勉強しろ。#judoの審判員にふさわしくない
翻訳:この審判はやっぱり変だ。それとも私がおかしいのか?これはスポーツだろ?
多くの競技の審判への疑惑の声がありましたが、特に柔道の審判への疑問の声が多かったですね。
やはり、スポーツの世界では国境関係なくフェアに戦う姿が見たいと思っている人が多いのではないかと実感しました。
パリオリンピック誤審疑惑への日本人のSNSの反応
また、パリオリンピック誤審疑惑への日本人のSNSの反応をまとめました。
当然ですが、日本でも誤審疑惑や不可解審判のたびに多くのポストがされていました。
特定の審判の誤審疑惑が多かったようで、冷めてきた、どうせまた…という投稿も少なくありませんでした。
パリオリンピック誤審への対策に次回はAI審判が導入される?
パリオリンピックの誤審疑惑が多かったことで、対策として次回はAI審判の導入が期待されているという噂があります。
AI審判の導入が期待されている理由は3つあります。
しかし、AI審判の導入には開発したメーカーとの癒着という懸念もあり、簡単な問題ではないという点もあります。
ただ、誤審が減ることで審判や選手への誹謗中傷も減ると考えられるので、次回オリンピックではAI審判導入も検討されるかもしれませんね。
スポーツは審判の権力が強すぎるのです。選手が審判に支配されているといっていい。しかも、五輪競技の審判の中にはアマチュアもいる。
引用:日刊ゲンダイ
パリオリンピック誤審が日本以外にも多い!海外の反応と一覧まとめ
今回は、パリオリンピックの誤審は日本以外にも多かったのか、また海外の反応と誤審疑惑試合のまとめ一覧を作成しました。
誤審疑惑があった試合・競技のまとめ一覧がこちらです。
フェンシング | ジョージアvsエジプト |
バスケットボール | 日本vsフランス |
バレー | 日本vsアルゼンチン |
サッカー | アルゼンチンvsモロッコ 日本vsスペイン |
柔道 | カナダvs韓国 イタリアvsコソボ イタリアvsブラジル 日本vsスペイン 日本vsクロアチア 日本vsジョージア 日本vsドイツ |
海外の試合は把握しきれていないものが多く、他にも誤審疑惑がたくさんあったようです。
確認次第追記させていただきます。
また、柔道については不可解審判が多く、こちらも確認次第追記していきます。
パリオリンピックでは、多数の試合が同時に行われているので誤審疑惑や不可解審判などがどうしても目立ってしまうのではないでしょうか。
次回の2028年ロサンゼルスオリンピックではAI審判の導入もされるといいですよね。
ただ、審判も素人ではありませんししっかりと判定していると思うので、見ている側もしっかり選手を応援し相手選手にも敬意を表したいですね。
では、ここまで呼んでいただきありがとうございました!
▶︎関連:オリンピック性別検査方法は?現在の内容やテストステロン基準値について調査
▶︎関連:パリオリンピック開会式がカオスでグロい?理由とSNSの反応まとめ
▶︎関連:パリ五輪の聖火台高さ何メートル?いつまで飛んでるのか調査