2023年の高島屋で予約販売されたクリスマスケーキで807件の崩壊が確認されています。
なぜこのような事故が起こってしまったのか。
販売元の高島屋は12月27日に会見を開いて「原因の特定は不可能」と発表しました。
しかしSNS上では、崩壊の原因は製造元ではないかという声が多くなってきています。
そこで今回は高島屋の事故があったクリスマスケーキの製造元「ウィンズ・アーク」の何が悪かったと言われているのか。
製造元のウィンズ・アークとはどんな会社なのかまとめました。
ぜひチェックしてみてください。
高島屋のクリスマスケーキ崩壊の原因はどこなのか調査!
販売元の高島屋は12月27日に会見を開いて「原因の特定は不可能」と発表しました。
しかし、SNS・ネット上ではいくつかの噂になっているケーキ崩壊の原因があるので、まとめて紹介します。
<ケーキ崩壊の原因4つ>
①製造元ウィンズ・アーク?
②倉庫の管理体制?
③配送業者?
④高島屋の管理体制?
高島屋のケーキ崩壊の原因①製造元ウィンズ・アーク?
高島屋のクリスマスケーキ崩壊の原因の1つと噂されているのが製造元です。
今回、崩壊事故のあった高島屋のケーキの製造元は「ウィンズ・アーク(埼玉県羽生市)」です。
対象商品はフランス料理店「レ・サンス」(横浜市)が監修し、菓子の製造受託会社ウィンズ・アーク(埼玉県羽生市)が製造した「レ・サンス ストロベリーフリルショートケーキ」(5400円)。
引用:日本経済新聞
この「ウィンズ・アーク」に原因があると噂されている理由は3つあります。
<ウィンズ・アークが原因と言われる理由>
①梱包が簡易すぎる
②冷凍せずに出荷した可能性
③確認不足
理由①梱包が簡易すぎる
ウィンズ・アークが原因と考えられる1つ目の理由は「梱包が簡易すぎる」ことです。
同様に百貨店で購入し、配送で届いて無事だった大丸のケーキを見てみるとかなりしっかりと梱包されています。
きちんとサイズのあったプラスチックのカバーがされ、そのカバーがずれないようにダンボールで固定されています。
しかし、崩壊していたケーキの画像では固定するものが何もなく、台紙にも固定されていなかったようにも見えます。
これでは冷凍された状態でも崩壊しかねないため、製造元のウィンズ・アークの梱包が簡易すぎるせいも一因だと考えられます。
理由②冷凍せずに出荷した可能性
ウィンズ・アークが原因と考えられる2つ目の理由は「冷凍せずに出荷した可能性」です。
今回、販売された2,879個のうち807個で崩壊が確認されたと報道されていました。
おそらく、無事に届いた商品は冷凍時間が長くきちんと冷凍されていたため難を逃れたのではないかと言われています。
逆に崩壊してしまったケーキは最後の方に製造され、冷凍し切る前に出荷作業に入って崩れてしまったのではと指摘する声もありました。
デコレーションケーキのような生クリームたっぷりのケーキは乳脂肪分が高いので冷凍しにくいそうなので、もしかしたら固まり切る前に出荷してしまったのではないでしょうか。
また、製造後の冷凍期間を昨年の2週間から約1日に短縮したそうです。
ただし、12月27日の高島屋の会見ではウィンズ・アークが行った調査で温度の管理などに問題はなかったと公表されています。
乳脂肪分が多いアイスミルクは固まりにくく、ラクトアイスよりも溶けやすい。
引用:公益社団法人日本化学会近畿支部
引用:朝日新聞DIGITAL
引用:NHK NEWS
理由③確認不足
ウィンズ・アークが原因と考えられる2つ目の理由は「確認不足」です。
①と②についてシミュレーションをして梱包を決めたり、しっかりと冷凍されているかの確認を怠ったまま配送手配をしたことが原因ではないかという声もあります。
高島屋のケーキ崩壊の原因②倉庫の管理体制?
また、高島屋のクリスマスケーキ崩壊の原因の2つ目と噂されているのが倉庫の管理体制です。
特定の種類のケーキのみ被害を受けたということで、SNS上では倉庫での落下などがあったのではないか、という声もありました。
しかし、2023年12月25日現在どこの倉庫で保管していたのかなど公表されておらず、何かあったのかなどは一切不明です。
高島屋のケーキ崩壊の原因③配送業者?
また、配送業者も高島屋のクリスマスケーキ崩壊の原因では、と噂されています。
高島屋オンラインの配送業者は「クロネコヤマト」です。
SNS上でもヤマト運輸で届いたともコメントしている人がいましたので、今回もヤマト運輸が配送を請け負ったようです。
しかし、ヤマト運輸では「デコレーションケーキは配送不可」と規約にありますので、ヤマト運輸への高島屋の依頼内容が気になるところです。
引用:ヤマト運輸公式サイト
また、ヤマト運輸も12月27日の会見で「調査の結果温度管理などに問題はなかった」と公表しています。
高島屋のケーキ崩壊の原因④高島屋の管理体制?
ということで、配送手配や販売元として高島屋の管理体制が悪いのでは、という噂もあります。
実際の設計、製造、配送のどこで事故が起こってしまったのか原因はまだ明らかになっていませんが、高島屋は2023年12月24日付で謝罪文を発表。
また、報道によると「希望によっては返金も含めた対応をする」ということで公式サイト内に問い合わせの電話窓口を表示しました。
さらに調査の結果、高島屋は12月27日に会見を開いて「原因の特定は不可能」と発表しました。
その上で高島屋が全責任を負って返金や商品交換の交換を行なっていると会見で話していました。
引用:高島屋オンライン
引用:テレ朝news
高島屋のケーキの製造元ウィンズ・アークとはどんな会社?
次に、高島屋のクリスマスケーキ「ストロベリーフリルショートケーキ」を製造した「ウィンズ・アーク」について調べました。
<ウィンズ・アーク情報>
・埼玉県羽生市にある
・菓子のOEM専門メーカー
・2001年から冷凍ケーキの製造開始
・2023年に設備増設
ウィンズアークは埼玉県羽生市に拠点を置く菓子のOEM専門メーカーで多くのPB(プライベートブランド)商品の開発・製造を行っています。
本店とイオンモール羽生店では直販も行っているようで、クリスマスケーキも販売しているようです。
冷凍ケーキは2001年から製造しており、2023年には洋菓子需要の拡大に伴って、安全・品管基準の向上と製造部門の増産体制の設備投資を実施したそうです。
長く営業しているので冷凍ノウハウはありそうですが、もしかしたら今回の事故は増設設備で何かしら連携トラブルなどがあったのかもしれませんね。
製造元ウィンズ・アークへのSNSの反応
最後に、製造元ウィンズ・アークへのSNSの反応を拾ってまとめました。
メディアの取材に対しての発言にSNS上では疑問の声が上がったり、電話した被害者の方への対応が悪かった、というタレコミもありました。
クリスマスという一大イベントで起こってしまった悲しい事故なので、原因の特定は不可能としていますが再発防止で更なる検証を行って来年以降は起こらないようににして欲しいところですね。
高島屋のクリスマスケーキ崩壊の原因はどこ?のまとめ
今回は、2023年の高島屋の通販限定クリスマスケーキの崩壊事故について原因がどこにあるのか噂の声をまとめてみました。
<ケーキ崩壊の原因4つ>
①製造元ウィンズ・アーク?
②倉庫の管理体制?
③配送業者?
④高島屋の管理体制?
そして製造元のウィンズ・アークとはどんな会社なのか調べてまとめました。
<ウィンズ・アーク情報>
・埼玉県羽生市にある
・菓子のOEM専門メーカー
・2001年から冷凍ケーキの製造開始
・2023年に設備増設
高島屋は12月27日に会見を開いて「原因の特定は不可能」と発表しました。
その上で高島屋が全責任を持って「希望によっては返金も含めた対応をする」ということで公式サイト内に問い合わせの電話窓口を表示しています。
何か続報がありましたら追記したいと思います。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
▶︎関連:高島屋のケーキがぐちゃぐちゃ崩壊の時系列まとめ!各社の対応とSNSの反応も調査
▶︎関連:高島屋クリスマスケーキ破損!実は前科あり?SNSの声まとめ